出前授業
1時間目
- ①まずは、自己紹介から始めます。
- 小六『ころく』という苗字のせいで、小学校時代のあだ名が『コロッケ』だったことを伝え、「今日はコロッケ先生と呼んでちょうだい。」と言って、子供たちとの距離を縮めます。「リサイクルのプロ、コロッケ先生が教えるから90分後にはみんなリサイクルのプロ」と子どもたちのやる気に火をつけます。
- ②紙は何から出来ているか?を教えます。
- 見本を見せ、子供たちに質問しながら楽しく進めていきます。
- ③地球の人口と紙の消費について。
- 地球上の人たちが毎日毎日紙を使うために木を切ってしまうと地球はどうなるのか?木の大切さをお話しすると同時に、古紙のリサイクルが木を救うということをしっかり頭に焼き付けてもらいます。
- ④古紙リサイクルクイズ
- 黒板にあるクイズ問題を書き、( )内に入る数字を子供たちに考えてもらいます。
- ⑤古紙リサイクル実験:
- 普段は教室内のゴミ箱に捨てられる古紙を使って、手作りハガキを作ります。担任の先生にもアイロンでハガキを乾かすお手伝いをしていただきます。
- ⑥木の繊維の秘密
- 先生にハガキをアイロンで乾かしてもらっている間に、木の繊維の特殊な性質によって、紙になったり繊維に戻ったりを繰り返すことができることを、わかりやすく説明します。(休憩時間:担任の先生はずっとアイロンを継続中)
2時間目
- ⑦ハガキの完成:
- アイロンを15分くらいあてるとハガキが完成。そして出来上がったハガキを担任の先生にプレゼントします。
- ⑧紙の一生
- 紙が製紙工場で産まれ、家庭で使い終わったあと古紙として製紙工場に戻っていく過程をリサイクルの輪として黒板に描いて説明します。また古紙リサイクルセンターの役目や、古紙を分別しなければならない理由もお話します。
- ⑨コロッケ先生の悩み
- ⑧のリサイクルの輪の中で、ある一か所がしょっちゅう切れることがコロッケ先生の最大の悩みであることを伝え、それがどこかを子供たちに考えてもらいます。古紙が回収されず、燃えるごみとして家庭から捨てられてしまうと古紙の命は死んでしまうことを真剣にかつ切実にお話します。
- ⑩コロッケ先生からのお願い
- コロッケ先生からのお願いをふたつ黒板に書きます。大切な訴えです。
- ⑪リサイクルチャンピオン決定クイズ大会
- 黒板にクイズの答えを6個書き、子供たちに正解を選んでもらいます。正解者が複数の場合はじゃんけんでチャンピオン1名を決めます。
- ⑫合言葉
- 最後に子供たちとコロッケ先生の永遠の合言葉『紙はゴミじゃない!!』を思いっきり大きな声で、手を天に突き上げながら叫んでもらいます。
- ⑬修了証書
- コロッケ先生から全員に古紙リサイクルのプロになった証しとして小さな『修了証書』をプレゼント。それにはコロッケ先生の顔写真と『紙はゴミじゃない!!』の合言葉などがカラーで印刷されています。
コロッケ先生の訪問した場所。