美しい風景の中に悲しい歴史が

前回のブログでも書いた通り、コロッケは最近山登りにハマっているわけですが、 これは岡山県の東部にある「夕立受山(ゆうだちうけやま)」です。
背後に見えるのはいつものように瀬戸内海です。
沖の一番遠くに霞んでいるのが小豆島。

そしてその手前に見えるのは日本初の国立ハンセン病療養所「長島愛生園」がある長島です。
なぜ島が選ばれたかというと、患者さんたちを隔離するため…。
しかし以前は船でしか渡れなかった長島にもやっと20年前に橋がかかり、 その橋は「人間回復の橋」とも「希望の橋」とも言われました。
ハンセン病というと長年続いてきた差別の問題が取り上げられますが、 やっと国会と政府の責任を認める判決が出て、コロッケは本当に良かったと思います。

私も小さいころ「くず屋の子」と言われてちょっとだけ差別されたような経験があります。(『コロッケ先生の情熱!古紙リサイクル授業』に書いてあります)
世界で言われている有色人種の差別や、今回問題になっているコロナ差別など、 人間という生き物は本当に誰かを差別しないと 気が済まない生き物なのでしょうか?
本当に残念なことだと思います。



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